調理時間:30分
鶏肉をお酢で煮込んで柔らかく仕上げるフィリピン料理「アドボ」。
フィリピン料理と言っても、日本の調味料だけで作れます。お酢、醤油、砂糖が基本の調味料です。
日本でよく見かける「さっぱり煮」とほとんど同じです。
お好みでよりエスニック風味にしたい場合は、ナンプラー やココナッツミルクを追加してください。なくても十分美味しいです。
ご飯と一緒に盛り付けて食べるのがおすすめです。
お酢を100ml入れますが、煮込むので、まろやかな酸味になります。”うわ〜酸っぱそう”と思うかもしれませんが、本当にまろやかです。
このまろやかなお酢と醤油のバランスがよく、どんどんご飯が進みます。
お試しください♪
材料
(4人分) | 補足 | |
鶏手羽元 | 8本 | 1 |
玉ねぎ | 1/2個 | |
にんにく | 2片 | 2 |
にんじん | 1本 | 3 |
じゃがいも | 1個 | 4 |
サラダ油 | 大さじ2 | |
A 酢 | 100ml | 5 |
A 水 | 100ml | |
A ローリエ | 2枚 | 6 |
B 醤油 | 大さじ3 | |
B酒 | 大さじ2 | |
B 砂糖 | 大さじ2 | |
ご飯 | 4人分 |
材料の補足
- 鶏肉は手羽中や鶏もも肉でもOK。豚バラブロックでも美味しいです。
- にんにくはチューブでもOK。チューブの場合、小さじ1を入れてください。
- にんじんはなくてもOK。きのこ類、なす、ズッキーニ、パプリカもおすすめ。
- じゃがいもはなくてもOK。他に、里芋、さつまいもでもOK。
- 100mlは大さじ6と1/2。
- ローリエ(月桂樹)はなくてもOK。
- お好みでナンプラー 小さじ1を入れてもOK。調味料Bと一緒に入れてください。
- お好みでココナッツミルク50mlを追加で入れても美味しいです。入れる場合は、Bの調味料を入れて煮込んだ後にココナッツミルクを入れ、温めて完成です。ココナッツの風味で味がまろやかになり美味しいですよ。
作り方
玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
鍋か深めのフライパンにサラダ油 大さじ2を中火で熱し、玉ねぎとにんにくを入れて炒める。
玉ねぎを炒めている間に、にんじんとじゃがいもを一口大に切る。
玉ねぎが透き通ってしんなりしてきたら、鶏手羽元を加えて炒める。
鶏肉の表面の色が変わってきたら、A(酢 100ml、水 100ml、ローリエ 2枚)を入れる。
沸騰したら、蓋をして10分煮込む。
切ったにんじんとじゃがいもを追加し、調味料B(醤油 大さじ3、酒 大さじ2、砂糖 大さじ2)を加える。
蓋をしてさらに10分煮込む。
ご飯と一緒にお皿に盛って食べると美味しいです。
補足のまとめ
- じゃがいもは新じゃがの場合、皮を剥かずに、きれいに洗って皮付きのまま入れてOK。
- ココナッツミルクを入れても美味しいです。入れる場合は、20分煮込んだ後に50ml注ぎ、ココナッツミルクが温まったらOK。
- 鶏肉は、手羽元の他に、手羽中でもOK。もちろん鶏もも肉でもOK!鶏もも肉の場合は一口大に切って入れてください。
献立のご参考
この日の献立
◎アドボ〜鶏肉のさっぱり煮
◎ごぼうのマヨサラダ
◎トマト&茹で卵
アドボって何?!と最初は思うかもしれませんが、日本で言う「さっぱり煮」です。
お酢で煮込んで、醤油と砂糖で味付けをした料理です。
煮込む前にお酢に漬け込む場合もあります。そうすることでお肉が柔らかくなるからです。
鶏肉の場合は、煮込めば柔らかくなるので、漬け込む時間をカットしています。
お酢を100mlと結構入れるので、そんなに入れて大丈夫?と思うかもしれませんが、大丈夫です!
煮込むのでまろやかな酸味だけが残り、醤油+砂糖が入るので、絶妙な味に仕上がります。
まろやかになったお酢がこれほどまでに食欲をそそるのか!と驚くほどです。
2歳の息子もペロリと完食。おかわりもしました。
気分転換に冷蔵庫の奥の方にナンプラー が余っていれば、小さじ1程度入れてください。一気にエスニック風味になります。
ココナッツミルクが余っていることはないと思うので、よし入れてみるぞ!と思った方は、ココナッツミルクも入れてみてください。
私は入っているのも結構好きです。ふんわりココナッツの香りがして、南国気分になりさらにご飯が進みます。
ココナッツミルク余ったんだけど!という方はこちらのレシピも試してみてください。