調理時間:25分
すりおろしにんじんと玉ねぎで優しい甘さに仕上がる鶏肉のトマト煮込み。
粉をまぶして鶏肉を焼く→トマト缶と野菜を入れて煮込むというシンプルな工程です。
少し時間はかかりますが、調理時間のほとんどが放置なので、手が空きます。
このトマト煮込みは甘味を存分に楽しみたい+甘味に砂糖は使いたくない、
という思いからすりおろし野菜を使うことにしました。
にんじんと玉ねぎのすりおろしが入ることで、ホールトマトとよく絡み、甘味を加えてくれます。
砂糖がなくても野菜の甘味だけで十分美味しい時短トマト煮込みが完成です。
試行錯誤の末できた”時短でも作れるトマト煮込み”は、我が家では何度も食べたい定番料理になりました。
材料
(2人分) | 補足 | |
鶏もも肉 | 1枚 | 1 |
A 塩 | ひとつまみ | |
A 小麦粉 | 大さじ2 | |
にんにく | 1片 | 2 |
パプリカ | 1/2個 | 3 |
なす | 1本 | 4 |
玉ねぎ | 1個 | |
にんじん | 1本 | |
オリーブオイル | 小さじ2 | 5 |
ホールトマト缶 | 1缶 | 6 |
水 | 100ml | |
コンソメ | 1個 | 7 |
塩 | 適量 |
材料の補足
- 鶏もも肉は1枚250〜350g程度で売られています。少ない場合は2枚入れて下さい。
- にんにくは生のものを使用しました。チューブでもOKです。小さじ1程度入れて下さい。その際、焦げやすいので注意!
- パプリカはなくてもOK。他の好きな野菜に替えてOK!
- なすはなくてもOK。ズッキーニ、ピーマン、キャベツ、じゃがいも、かぼちゃ、きのこなどでもOK!
- オリーブオイルはサラダ油でもOK。
- ホールトマト缶はカットトマトでもOK。ホールトマト缶とカットトマトの違いは、①カットされているかと、②種があるかないかです。ホールトマト缶は酸味がある種が入っていますが、カットトマトはある程度取り除かれています。今回は煮込み料理なので、どちらで作っても美味しいです。
- 今回使ったのは、顆粒コンソメ4.5g、一袋分。小さじ1.5です。固形コンソメは大体小さじ2弱なので、全部入れてOK。コンソメはキリよく使いたい場合、形状によって分量が小さじ1〜2とばらつきがあります。小さじ2入れた場合は、最後の味の調整で塩の量は減らして下さい。
作り方
鶏もも肉は大きめの一口大に切る。
塩 ひとつまみをもみ込む。
小麦粉 大さじ2を塗す。
補足1 ポリ袋が便利
塩を揉み込んだり、小麦粉を塗す際、ポリ袋を使うと洗い物が減り便利です。
小麦粉を入れたら、袋に少し空気を含み、袋の口を持ってシャカシャカ振ります。え、満遍なく粉つくの?と思いますが、意外と満遍なくつきます!面倒な作業があっという間に終わるし、粉が飛び散る心配もありません。
にんにくは、皮付きのまま包丁の腹をあて、上からばんっと叩いて潰し、皮を剥く。
鍋か深めのフライパンに、オリーブオイル 小さじ2を中火で熱し、にんにくを加える。
油が温まってきたら、粉をまぶした鶏肉を皮目から焼く。両面こんがりするまで焼く。
補足2 にんにくは叩いて使う
にんにくは、皮付きのまま包丁の腹をあて、上からばんっと叩いて潰します。
写真のように皮が破けて剥けるので、皮を簡単に取ることができます。にんにくは皮が薄くて、剥くのが面倒なので、この方法が楽です。
また、にんにくは潰せば潰すほど香りが豊かになります。しっかり潰しましょう。
今回は潰れたにんにくをそのまま使うので、たくさん潰れていた方がいいです。
玉ねぎとにんじんはすりおろす。
パプリカは種を取り、2cm幅の細切りにする。
なすは輪切りにする。
ホールトマト缶は手で潰しておく。
補足3 おろし器は気をつけて!
玉ねぎはおろし器を使うと、柔らかいため、最後の方は無理におろそうとすると手を傷付けます。
できるところまでやって、残りは適当に千切りにすればOK。くれぐれも手をおろしてしまわないように!
補足4 カットトマトでもOK
ホールトマト缶は、面倒だったら潰さなくてもOK!また、どんなものでもOKです。国産、イタリア産など様々なものが売られています。今回はイタリア産のラ・プレッツィオーザを使用しました。写真右の様なカットトマトでもOKです。潰す手間が省けます。
ホールトマト缶とカットトマトの違いは、①カットされているかと、②種があるかないかです。
ホールトマト缶は酸味がある種が入っていますが、カットトマトはある程度取り除かれています。今回は煮込み料理なので、どちらで作っても美味しいです。
鶏肉が両面こんがり焼けたら切ったパプリカとなすを加える。
潰したホールトマト、すりおろしたにんじん、玉ねぎも加える。
野菜を軽く混ぜ、水 100mlとコンソメ 1個を加える。
沸騰してきたら、蓋をして中火で15分煮込む。
味を見て塩で調整する。
すりおろし野菜が美味しい、とろみのあるトマト煮込みの完成。
補足のまとめ
- 塩を揉み込んだり、小麦粉を塗す際、ポリ袋を使うと洗い物が減り便利です。小麦粉を入れたら、袋に少し空気を含み、袋の口を持ってシャカシャカ振ります。え、満遍なく粉つくの?と思いますが、意外と満遍なくつきます!面倒な作業があっという間に終わるし、粉が飛び散る心配もありません。
- にんにくは、皮付きのまま包丁の腹をあて、上からばんっと叩いて潰します。皮が破けて剥けるので、皮を簡単に取ることができます。にんにくは皮が薄くて、剥くのが面倒なので、この方法が楽です。また、にんにくは潰せば潰すほど香りが豊かになります。しっかり潰しましょう。今回は潰れたにんにくをそのまま使うので、たくさん潰れていた方がいいです。
- 玉ねぎはおろし器を使うと、柔らかいため、最後の方は無理におろそうとすると手を傷付けます。できるところまでやって、残りは適当に千切りにすればOK。くれぐれも手をおろしてしまわないように!
- ホールトマト缶は、面倒だったら潰さなくてもOK!また、どんなものでもOKです。国産、イタリア産など様々なものが売られています。今回はイタリア産のラ・プレッツィオーザを使用しました。写真右の様なカットトマトでもOKです。潰す手間が省けます。ホールトマト缶とカットトマトの違いは、①カットされているかと、②種があるかないかです。ホールトマト缶は酸味がある種が入っていますが、カットトマトはある程度取り除かれています。今回は煮込み料理なので、どちらで作っても美味しいです。
献立のご参考
この日の献立
◎鶏肉のトマト煮込み
◎アスパラガスと魚介のサラダ
◎枝豆チーズご飯
鶏肉のトマト煮込みがメインの時は、主食をご飯にするかパンにするか悩みます。
普段ならパンにすることが多いですが、この日は買い物に行けず、パンがなかったため、ご飯にしました。
単に白いご飯だとちょっと合わないかな?と思い、枝豆が余っていたので枝豆を入れて炊き込み、仕上げに粉チーズを混ぜて少し洋風にしました。
パンがあれば、すりおろし野菜のトマトソースをパンにつけて食べるのも美味しいです。
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トマト缶は物によっては酸味があるので、煮込み時間が短い調理方法だと酸味が残ります。
通常は、30分〜1時間程煮詰めるとまろやかな甘味とほのかな酸味でバランスの良いトマトソースが出来上がります。
今回は、15分しか煮込まない+蓋をして煮込むので、ソースを煮詰める工程がありません。
でも!このトマト煮込みは甘味を存分に楽しみたい+甘味は砂糖は使いたくない、という思いからすりおろし野菜を使うことにしました。
にんじんと玉ねぎのすりおろしが入ることで、ホールトマトとよく絡み、甘味を加えてくれます。
砂糖がなくても野菜の甘味だけで十分美味しい時短トマト煮込みが完成です。
酸味が強いと、コンソメや塩などを余分に入れて塩分を強めにしてしまうので、野菜の甘味を引き立たせる調理方法を選んだ方が塩分は抑えられます。
こうして試行錯誤の末できた”時短でも作れるトマト煮込み”は、我が家では何度も食べたい定番料理になりました。
ほとんど放置してOKなのでとても簡単です。
トロトロになったなすは2歳の息子もよく食べてくれました。
パプリカは米津さんの歌が好きなので、「パプリ〜カ♪」のパプリカだよ、と言うとよく食べます。
歌の力ってすごい。