調理時間：20分 ※ご飯を炊く時間、干し椎茸を戻す時間は除く
ヘルシーな鶏飯。奄美大島の郷土料理です。
具材が数種類あって、準備するのが大変と感じますが、今回は手軽に蒸し鶏、卵、ほうれん草、出汁は電子レンジで簡単に作ります。
鶏の出汁をかけて食べるので、さらさらとたくさん食べられます。
胃袋を休めたい時など、ほっとしたいときにお勧めです。
蒸し鶏は余ったら、翌日胡麻和えやナムルに活用できます。
材料
| （2人分） | 補足 | |
| ご飯 | 2人分 | |
| 鶏むね肉 | 1枚 | 1 |
| A 酒 | 大さじ1 | |
| A 砂糖 | 小さじ1 | |
| A 塩 | ひとつまみ | |
| 干し椎茸 | 6個 | 2 |
| B 干し椎茸の戻し汁 | 100ml | |
| B 砂糖 | 大さじ1 | |
| B 醤油 | 小さじ1 | |
| 卵 | 1個 | |
| C マヨネーズ | 大さじ1/2 | |
| C 塩 | ひとつまみ | |
| ほうれん草 | 1/2束 | |
| D 鶏むね肉の蒸し汁 | 大さじ1 | |
| 【出汁】 | ||
| 鶏むね肉の蒸し汁 | 残り全量 | |
| 水 | 400ml | |
| 鶏がらスープの素 | 小さじ2 |
材料の補足
- 鶏むね肉はささみでもOK。ささみの場合も加熱方法は同じです。時間は2分で様子を見て追加加熱してください。
- 干し椎茸は、水で戻すのに数時間かかります。干し椎茸の大きさによって必要時間が異なるため、パッケージに記載されている時間通りに戻してください。スライスされたものも売られているので、短時間で戻したい場合は、スライスが便利です。
作り方
下準備
① ご飯を炊いておく
②干し椎茸は戻しておく
鶏むね肉は皮を取り、フォークで数カ所刺す。特に厚い部分を重点的に刺す。
調味料A（酒 大さじ1、砂糖 小さじ1、塩 ひとつまみ）を揉み込み、耐熱容器に入れふんわりラップをして、600Wの電子レンジで4分〜5分加熱する。
加熱が足りなければ裏返して追加で加熱する。
加熱が終わったら粗熱が取れるまで置いておく。蒸し汁は全て使うので、捨てない。
粗熱が取れたら手で適当に割く。
水で戻した干し椎茸を、B（戻し汁100ml、砂糖 大さじ1、醤油 小さじ1）で柔らかくなるまで10分程度煮る。
耐熱容器に卵を割り入れ、C（マヨネーズ 大さじ1/2、塩 ひとつまみ）を加え混ぜる。
ふんわりラップをして、600wの電子レンジで1分30秒加熱する。
加熱が足りない場合は、10秒ずつ追加して加熱する。
取り出して、細切りにする。
ほうれん草は水でよく洗う。
根元の部分を切り落とし、３等分に切る。
耐熱容器に茎→葉の順に入れる。
加熱して粗熱を取っている蒸し鶏の蒸し汁を大さじ1回しかける。
ふんわりラップをして、600Wの電子レンジで3分加熱する。
加熱が終わり、粗熱が取れたら、軽く絞っておく。
鶏胸肉を蒸した蒸し汁の残りに、水 400ml、鶏がらスープの素 小さじ2を入れ、軽く混ぜ、電子レンジで温まるまで加熱する。
ご飯を盛り、上に具材をのせて、出汁をかけて食べる。
補足のまとめ
- 鶏むね肉は1枚250〜350g程度で売られています。今回は1枚丸ごと使うので、ボリュームのある蒸し鶏が完成します。2人で全て食べきれないな場合は、翌日サラダや和物にして食べることをお勧めします。
- 干し椎茸の戻し時間は、袋の表記に従ってください。肉厚なものは戻すのに時間がかかるので事前に確認してください。今回は、戻し時間が2時間程度の小さな干し椎茸を使いました。肉厚のものを使用して、煮る時間が10分では足りない場合、様子を見ながら時間を延長してください。
- 幼児が食べる場合は、しっかり加熱されていることを確認してください。加熱が足りない場合は追加で加熱してください。今回は電子レンジを使いましたが、卵に塩ひとつまみ入れて、フライパンで焼いてもOKです。卵は加熱が終わって、少し分厚い状態で細切りにするので、厚さも幅も薄い錦糸卵とは少し違いますが、気にせず薄切りにしてください。
献立のご参考
この日の献立
◎鶏飯
◎お豆の煮物
【鶏飯を作った理由】
ヘルシーな鶏飯。
独身時代に忙しく働いていた頃、夕食はいつも会社の近くで軽く済ませることが多く、
お茶漬け屋さんのメニューでこの鶏飯がありました。
野菜の具材がたくさんのっていて、タンパク質は鶏肉なので、夜遅くに食べても太りにくそうと思い、
初めて注文してから、この味が大好きで何度も何度も食べた鶏飯。
これを食べると、一日の疲れが癒されました。
どうしてもあの頃の鶏飯をもう一度食べたくて、考えたレシピです。
鶏飯は奄美地域の郷土料理ですね。奄美地域には行ったことがないので、本場の味はわかりません。
でも忙しく働いていたあの頃の味には近づいた気がします。
何より、この鶏飯を食べて、夫が久しぶりに
”美味しい”と言ってくれたので、我が家の鶏飯はこれに決まり！です。
いつか子供たちと奄美に行ったら、本場の鶏飯を食べてレシピはより美味しくアップデートしたいですね。
【厚揚げの南蛮タルタル】
チキン南蛮は、宮崎県が発祥ですね。
鶏肉を厚揚げに変えたお手軽レシピです。
甘酸っぱいタレとタルタルが最高においしいです。
子供も大人も大好きな味。
【お豆の煮物】
週末に義母が作って持たせてくれたものです。
義母の味付けは何も見ずに適当にやっている様に見えますが、ドンピシャにおいしいです。
息子もお豆が大好物で、取り合いになります。
こーゆー日持ちする副菜を作ってくれると本当に助かります。
いつもありがとうございます✨
ちなみに先日夕飯を食べに実家に行った時は、
■ひじきの煮物
■ピーマンの甘辛煮
■たこときゅうりの酢の物
■焼肉
■ふっくらあさりのお吸い物
■グリンピースの炊き込みご飯
でした。最高です。尊敬します。
