調理時間:15分
桜えびとブロッコリーのオイル系パスタ。香ばしい桜エビと甘いブロッコリー が美味しい簡単パスタ。
炒めたり、煮込んだりする工程がほとんどないので、とっても簡単です。
ブロッコリーをパスタと一緒に茹でるため、時短で作れるのも嬉しいポイントです。
ブロッコリーを柔らかく茹でて、潰してソースにします。柔らかいブロッコリーがこんなに美味しいのか!と最初に食べた時は驚きでした。
ブロッコリーはサラダや炒め物で食べる時はある程度歯応えのある固さにしますが、今回はクタクタにします。
そうすると簡単に崩れて、パスタとよく絡んで美味しいんです。
サラダで食べるクタクタのブロッコリーはなんだか好きじゃないけど、パスタソースにすると絶品。
パスタはソースに時間がかからなければ、とても簡単に時短で作れるため、手順をしっかりマスターすれば、忙しい時のお助けメニューになります。
今回の様にブロッコリーをたくさん入れれば、野菜もたっぷり食べられるので一品で大満足できます。
ぜひお試しください。
材料
(2人分) | 補足 | |
パスタ | 160〜200g | 1 |
塩(茹でる用) | 15g | 2 |
水(茹でる用) | 1.5l | |
にんにく | 2片 | 3 |
オリーブオイル | 大さじ2 | |
ブロッコリー | 1株 | |
桜海老 | 50g | 4 |
白ワイン | 大さじ2 | 5 |
塩胡椒 | 適量 |
材料の補足
- パスタは1人前80〜100gです。我が家は具がたっぷりのパスタや他におかずがある場合は80gで作っています。1人前を簡単に計るパスタメジャーがあると便利です。
- パスタを茹でる時は、茹でるお湯の量に対して1%の塩を入れます。
- にんにく好きなら3〜4片入れてもOK!にんにくはできれば生のものを使用したいですが、なければチューブでもOKです。チューブの場合、すりおろしになっているので、すぐに火が通ります。焦げに注意してください。我が家は、生のにんにくは青森県産かスペイン産を使っています。生のにんにくは買ってきて使いきれない場合、皮を剥いてジップロックやラップに包んで冷凍保存可能。
- 桜海老は釜揚げを使用しました。しらす、ホタテ、えび、ベーコン、ツナなどに変えても美味しいです。
- 白ワインは料理用の安いものでOK。パスタや洋風のお肉を焼く時などに使うので、1本あると便利です。安いものだと300〜400円程度で売られています。なくてもOKですが、その分茹で汁を少し多めに加えて下さい。
- ピリ辛に仕上げたい時は、お好みで鷹の爪を追加してください。子供が食べる場合は、入れない方が良いです。
作り方
にんにくは皮付きのまま包丁の腹をあて、上からばんっと叩いて潰す。
皮が破けるので、皮をむき、みじん切りにする。
フライパンにオリーブオイル 大さじ2を弱火で熱し、にんにくを加えてオイルにニンニクの香りを移す。焦げない様に注意。(補足1)
しっかり洗ったブロッコリーは小房に分ける。茎の部分は厚い皮を切って、一口大に切る。(補足2)(補足3)
鍋に1.5リットルのお湯を沸かし、塩15gを入れる(補足4)。
お湯を沸かしている間にパスタを準備しておく。
お湯が沸いたらパスタを入れて、茹で時間のタイマーをセットする。1〜2分程度経ったら、パスタをかき混ぜてほぐしておく。(補足5)(補足6)(補足7)
ブロッコリーも同じ鍋に入れて、4分茹でる。
今回はブロッコリーを柔らかく茹でてほぐしてソースにするため、通常の料理より長い茹で時間です。
にんにくを入れたフライパンに桜えびを加え、白ワイン 大さじ2を注いだら、強火でアルコールを飛ばす。
パスタの茹で汁50mlを加え、油と乳化させるためにしっかり混ぜる。
茹でたブロッコリーを入れ、潰す。
パスタが茹で上がったら、水気を切ってソースを絡める。(補足6)
数本味見をして、塩気が足りなければ塩を追加して味を整える。桜海老の塩気、茹で汁の塩気があるため、追加で多くの塩は必要ない。しっかり混ぜた後に味見をして塩を入れすぎないようにする。
皿に盛り、胡椒をかけて完成。
補足
補足1 にんにくは潰して弱火
にんにくは潰せば潰すほど香りが豊かになります。しっかり潰しましょう。しかも、にんにくの皮って薄くて剥くのが面倒なので、潰した方が皮がむきやすいので時短にもなります。
焦げやすいので、強火にはせず、弱火でゆっくり温めます。焦がさないように!!
補足2 ブロッコリーはしっかり洗って
ブロッコリーは、虫やホコリが中まで入り込んでいる可能性がある野菜です。
水に浸けて洗うとしっかり汚れが取れます。ブロッコリーを選ぶときは、つぼみが黄色くなっているものより、少し紫っぽいものの方が新鮮です。
補足3 ブロッコリーは早めに使い切ろう
ブロッコリーはリンゴと同じで、エチレンガスを放出する野菜なので、他の野菜のためにも早めに使い切ることをお勧めします。1食でブロッコリー1株を使い切るレシピはあまり多く無いですが、このレシピは、平気で1株食べられるので、お勧めです!
補足4 塩分1%のお湯で茹でる
パスタを茹でる時は、しっかりパスタにした味をつけることが、美味しいパスタに仕上げるコツです。
そのために、茹でる際、水の1%の塩を入れます。
塩の種類にもよりますが、我が家の場合は、15gは大体大さじ1強です。
毎回計りを出して塩の重さを図るのは面倒なので、一度15gが大さじでどのくらいか計って、目分量で入れられる様にしておくと便利です。
この塩の量が美味しいパスタを作る第一歩です。
補足5 パスタの種類
パスタの種類によって茹で時間が異なります。
我が家は時短のために茹で時間の短いパスタを購入しています。
例えば、ディ・チェコ No.10フェデリーニ、バリラ スパゲッティ No.3を使っています。1.4mmの麺です。ガロファロの1.5mmもお勧めです。
茹で時間は5〜6分です。
麺が細ければ細いほど茹で時間は短いですが、麺の太さによって食べたときの食感が異なります。
1mmより細いカッペリーニは通常の温かいパスタには不向きですが、1.4mmのパスタであれば、様々なソースと相性がいいです。
どの太さの麺が好みか一度食べ比べして見てください。
補足6 時間管理が大事
パスタは時間管理がとても大事です。
ソースが出来上がるタイミングでパスタが茹で上がるように、パスタを茹で始めるタイミングを調整します。
パスタは茹で上がっているのに、ソースがまだできていないという状況には絶対にしないでください。
パスタがのびて固まってきてしまいます。
慣れるまでは、ソースを先に作って、もう少しで出来そうだと思ったら、パスタを茹で始めてください。
慣れてきたら、どのタイミングでパスタを茹でればいいか検討がついてきます。
今回のパスタのソースは比較的短時間でできるレシピです。そのため工程の最初の方にパスタを茹でます。
補足7 ほぐさないと固まるよ
パスタは最初の方に一度ほぐせば、何度も何度もかき混ぜる必要はありません。
あまりかき混ぜすぎると、パスタがちぎれたり、しっかり茹で上がらないので、最初にほぐしたらいったん放置してOKです。
3、4分経ったら再度確認して固まっているようならほぐして下さい。
献立の紹介
ブロッコリーと桜えびのパスタには、ビシソワーズを用意しました。
ビシソワーズにはじゃがいも、ねぎ、玉ねぎがたくさん入っています。ねぎが決め手です。
パスタにはスープかサラダを用意することが多いです。
お肉の入ったサラダを用意してガッツリ系にすることもあります。
今回のパスタは、子供も食べられるので、分けて作る必要もなく簡単です。
ブロッコリーもかなり柔らかいので子供も食べやすいです。
我が家の息子はブロッコリー が大好きなので、このメニューはもりもり食べます。
あっという間にできるので、ぜひお試しください。