調理時間:60分 *冷やす時間を除く
焼いてからミンチにして固めるテリーヌ。だから失敗しない。
工程は少ないですが、煮込む+冷やす時間が必要なので完成までには少し時間がかかる料理です。ただし、煮込んでいる間、冷やしている間は、手が空きます。時間のない平日より、ゆとりのある週末、記念日などに作ってみてください。
夫も息子も好きな料理です。ミンチにしてあるので子供でも食べやすいです。大人は、マスタードを付けて食べるとより一層美味しくなります。爽やかな白ワインやロゼワインがとても合います。フランスパンに挟んで朝ご飯やブランチにしてもいいです。
材料
補足 | ||
にんにく | 3片 | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
鶏もも肉 | 600g程度 | 1 |
塩 | 8g | |
胡椒 | 適量 | |
玉ねぎ | 1個 | |
ベーコン | 100g | |
白ワイン | 200ml | 2 |
水 | 200ml | |
ローリエ | 1〜2枚 | 3 |
マスタード | 適量 |
材料の補足
- 鶏もも肉2〜3枚程度です。個体差があるので、600g丁度になる必要はありません。500〜700g程度で準備します。
- いいものを使う必要はありません。料理用の安い白ワインでOKです。
- ローズマリーやタイムなど他のハーブを入れてもOKです。ミンチにする前に口当たりを滑らかにするために、ハーブ類は取り除きます。何枚入れたか忘れないように!
- 今回使用した容器は、幅20.4cm 奥行12.4.cm 高さ13.3cmです。
作り方
にんにくは皮を剥いて、包丁の腹を乗せ、叩いて潰す。潰すことによって、にんにくの香りを引き出す。(補足1)
玉ねぎは1cm程度の薄切りにする。後でミンチにするため、不揃いでOK。
ベーコンは適当な大きさに切っておく。
鶏肉は一口大に切って、塩 8gと胡椒 適量をもみ込む。
鍋にオリーブオイル 大さじ1を熱して、にんにくを炒める。にんにくは焦げやすいので、中火〜弱火で茶色くなるまで火を通す。これでにんにくオイルが出来上がる。
鍋を少し傾けて、にんにくを揚げるように火を通すと早く全体が茶色くなる。焦がさないように注意。
次に、鶏肉を入れる。
鶏肉の色が全体的に白く変わったら、スライスした玉ねぎ、適当に切ったベーコンを加えて炒める。
玉ねぎがしんなりしてきたら、白ワイン 200mlを加えて、強火でアルコールを飛ばす。
白ワインのアルコールが飛んだら、水 200ml、ローリエを追加して、水気がなくなるまで煮込む。
水気が無くなったら粗熱をとる。
煮込んでいる間 or 粗熱を取っている間に、容器にラップを敷いておく。
ラップは表面がクシャクシャになっていてもOK。ただし、四角にしっかりフィットするように指でしっかり抑える。
粗熱が取れたら、ローリエを取り除く。
フードプロセッサーで滑らかにする。
ミンチにしたお肉を容器に入れる。表面をならして、ラップを被せる。
重石をのせるために、平らな板をのせ、落ちないように何か重たいものをのせる。
今回は、付属の板をのせ、その上に400gのトマト缶2個をのせました。板は、段ボールにラップを巻いたものでもOK。重石はペットボトルなどでもOK。
冷蔵庫で完全に固まるまで冷やして完成。
冷えて取り出す際、容器とラップが密着しているため、ナイフの背を入れて剥がすと取り出しやすくなります。
お好みの厚さにカットして、マスタードを添えて完成。
補足
- にんにくの皮は薄くて剥がしにくいです。お尻の硬い部分を切り落とす際に、包丁で皮をおさえて剥くと比較的簡単にできます。
2. 今回使った容器は、ル・クルーゼのテリーヌ型ですが、型はなんでもOKです。単にミンチを固めるだけなので、パウンドケーキの型、タッパー、お皿など、好きな容器で作れます。今回使用した容器は、幅20.4cm 奥行12.4.cm 高さ13.3cmです。