10月は秋の味覚が本格的に旬を迎え始める月。
きのこ、さつまいも、かぼちゃ、いも、栗、れんこん、秋鮭、秋なす。
秋に食べたい食材がたくさんあり、献立を考えるのも楽しいです。
今月も以下のポイントを意識した献立にしました。
- 頑張り過ぎない
- メイン料理に出来るだけ野菜たっぷり
- 20〜30分で作る
10月1週目
1週目月曜日「物の本質と自分の価値観を大事にしよう」
◎豚汁
◎にんじんしりしり(作り置き)
◎セロリの酢漬け(作り置き)
◎冷奴(そのまま)
◎ほおずき(そのまま)
だんだん朝晩冷え込み、秋の訪れを感じるようになってきたので、秋の味覚御膳を作りました。
と言っても、2品は作り置き、2品はそのままなので、見た目ほど手間はかかっていません。
きのこは風味が豊かなものが手に入ったのでふんだんに使い、家中キノコの匂いで満たされました。
ムレオオフウセン茸、香茸というあまり聞いたことがないようなきのこを買ってきました。香りが豊かで、松茸より希少価値が高いのでは?と思うほどです。値段は1000円程度でした。
1000円は松茸よりうんと安いですが、普通のきのこよりは高いです。
需給により値段が決められていると思いますが、このきのこは10,000円してもおかしくないくらい香り豊かで美味しく、家族みんなが大満足するきのこでした。
松茸を買わず、ムレオオフウセン茸、香茸を買って大正解でした。「市場価値に騙されず、物の本質と自分の価値観を大事にしよう」と思いました。
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舞茸の炊き込みご飯は手軽に作れるレシピです。
炊いている間、舞茸の香りが家中に広がり、ご飯の楽しみを作ってくれます。
もちろん他のきのこを一緒に入れて炊いてもOK!にんじんを追加してもOK!
食べる時は、すだちをちょっと絞って爽やかに食べるのもおすすめです。
すだちは1個で100円程度するし、使い道も限られているので、滅多に買いませんが、すだちそばと舞茸ご飯の時はスーパーで真っ先にすだちを探しに行きます。
余ったら、焼き魚に添えて絞って食べてください。いつもとは違う風味が楽しめます。
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鮭のホイル焼きは、包んだらトースターで15分焼くだけ。裏返したり、焼き加減を気にしたりする必要もなく放置です。
お手軽すぎて、生鮭が出回っている季節は、やめられません。
チーズ焼きにしたり、ポン酢をかけたり、バター醤油にしたり、いろんな味にして毎週食べたいくらい。
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にんじんしりしりとセロリの酢漬けは作り置きです。
しりしりはツナ缶と卵入り。味付けは麺汁にしました。その時々で、塩だけにしたり、醤油にしたり、気分で変えています。
セロリの酢漬けは、斜め薄切りにして、お酢、砂糖、昆布で1日つけたのもです。美味しいセロリが買えた時にいつも作っています。茗荷の酢漬けとセロリの酢漬けは我が家のソウルフードです。小腹が空いたら、ぱくぱくつまんでいます。
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ささみのダブル磯辺揚げは夫が「美味しい!」と言ってくれました。
通常のささみの磯辺揚げは天ぷら粉に青さを入れて作りますが、今回は、片栗粉にあおさを入れてささみに塗し、少ない油で揚げ焼きにしました。
天ぷら粉を作る手間と油で揚げる手間を省き、お手軽にしました。
義母から海苔を大量にもらったので、海苔を巻いて焼いたので、「ダブル」磯部揚げになりました。
夫にも息子にも好評でニッコリ終われた1日です。
1週目火曜日「冷蔵庫の奥ほったらかしていませんか?」
◎鰯の甘辛煮(作り置き)
◎長芋ときゅうりの海苔入り酢の物
◎セロリの酢漬け(作り置き)
◎2日目の豚汁(作り置き)
テーマは「ちょい飲みおばんざい風晩ご飯」です。品数は沢山ありますが、鰯の甘辛煮とセロリの酢漬けは土日に作り置きしました。豚汁は前日の残りです。
炊き込みご飯は材料を切って炊飯器で炊くだけ、鶏肉の中華煮もほとんどほったらかし。
と言うことで、野菜やお肉を切ってしまえばほとんどほったらかしの献立です。
それぞれ切り終えて、ほったらかしにしている間に、酢の物を準備しました。
鶏肉の中華煮は出来上がって、蓋を開けると、お野菜がクッタクタになっていて、味が染み染みしていました。
見るからに美味しそう。
シンプルだけど、夫もこれは楽で美味しいね、と言ってくれました。
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定期的に義母がお海苔を持ってきてくれるので、我が家にはいつもストックがあります。なかなか使う機会がなく、忘れていると消費期限が過ぎてしまうので、お海苔の存在を思い出した今日は、酢の物に入れることにしました。磯の香りがして、息子も沢山食べてくれました。
意外とあっという間に消費期限が過ぎてしまう調味料や食材ってありますよね。気づいたら1年過ぎてる、なんてこともあります。
普段あまり使わない調味料や食材を使って一度作ったら、もう二度と出番のないものもあります。
我が家では、フードロスを減らすために、定期的に棚と冷蔵庫の整理をし、次週の献立で使うようにメモしています。
ほったらかし鶏肉を作るついでに、ほったらかして眠っている調味料や食品の棚卸しをしてみてください。
1週目水曜日「失敗は笑い飛ばそう」
◎コールスロー ツナ缶バージョン
◎野菜スープ
秋になると国産のホクホクかぼちゃがスーパーに並び始めます。
ホクホクした食感は心もホクホクにしてくれます。
ホクホクしたかぼちゃは私も息子も大好物ですが、男の人はお肉が入った少し脂も感じる料理の方が好きで、よく食べてくれるから、この日は、「基本のかぼちゃグラタン」を作ろうと思ったわけではなく、ひき肉を入れて少し肉肉しいグラタンにしようと思っていました。
グラタンを作り終えて、冷蔵庫を開けた途端、「あっ!」っと思わず声が出ました。
なんと冷蔵庫にひき肉が残っているじゃないですか!
そう、なぜかひき肉を入れ忘れました。
久しぶりにとんだ大失態をしました。
でも、かぼちゃグラタン自体はいつも通り美味しく出来上がったので結果はOK!
息子もたくさん食べてくれました。
急遽、スープに冷蔵庫に余っていたちょっと美味しいソーセージをたくさん入れて、お肉はこれでOKということにしました。
料理は作ってしまうと軌道修正がなかなかできないものです。結果が全て。
だから失敗してしまったらもう取り返しはつきません。
どんな失敗も、くよくよしてもしょうがないので、どうせなら笑い飛ばしてしまった方が、心の健康にはいいです。
心の健康は何をするにも大事です。
自分の心を大切にしましょう。
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コールスローは、ハムではなく、ツナ缶を入れました。
コールスローにすると息子がキャベツを無限に食べてくれます。
甘酸っぱくて、コーンも入ったコールスロー、本当に美味しいです。
キャベツが安いから、1玉買って、コールスローをたくさん作ったのに、またスーパーに行ったらキャベツが安くて、また買いそうになりました。
キャベツがお安い時にぜひお試しください。
1週目木曜日「気持ちのバランスが大事」
◎かぼちゃの煮物
◎トマトときゅうりのナムル
◎もずくスープ
◎セロリの酢漬け
夫にも息子にも大好評の豚こまボールを今回は野菜も一緒に入れてチリソースにしました。
前回の大葉チーズに引き続き、「これ美味しい!」と言って食べてくれました。(大葉チーズのレシピはこちら)
豚こまは安いので節約にもなるし、くるくる丸めるだけでとっても簡単なのに、こんなに喜んでもらえるなんて一石三鳥です!
他の味にしても美味しいんじゃない?と、まさかの夫からの助言(リクエスト?)まで出てきたので、定期的に味を代えて作りたいと思います。
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かぼちゃの煮物は息子と私の大好物。夫は、多分内心「またこれ?」と思っている気がします。
だから、出来るだけ、これ好き!と思ってもらえるメイン料理と組み合わせることにしています。
バランスを取るって大事ですよね。自分の意見(好き)だけを押し付けていたら、きっと相手は何も言わないけど気疲れしちゃう。
相手が喜んでこそ、自分の意見(好き)が気持ちよく受け入れてもらえるはず。
今日は大成功でした。
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セロリの酢漬けは、新鮮なセロリが手に入ったら作る常備野菜です。
切って、お酢と砂糖の液に漬けるだけ。セロリのシャキシャキが甘酸っぱい味に染まって箸休めに最高です。
酢漬けは茗荷かセロリが好きです。
1週目金曜日「我慢すると嬉しさは倍」
夫が会社に行く日は、一緒にご飯を食べられないので、取り分けて冷蔵庫に入れてあります。
帰ってきてレンジで温めて食べてもらいます。
パスタが大好きな家族ですが、パスタは作り置きができないので、夫が会社に行く日は作れません。
息子もパスタが大好きで、「今日はパスタがいい」と言ってくることもあります。
在宅勤務の日を狙って急遽パスタに変更することがあります。
本当は毎日パスタが食べたいくらい大好きなので、パスタを作れる日はみんなニコニコです。
でも、たまにしか食べられないから嬉しさが増すのかも?
10月2週目
2週目月曜日「クエン酸で疲れ知らず」
◎れんこんおから
◎キャベツのお味噌汁
できるだけ色々な食材を食べさせたいと思い、普段はあまり使わないベビーホタテを買いました。
チャーハンに入れて出汁を効かせました。
ホタテのむっちりした食べ応えが美味しいです。
パラパラチャーハンを作る時は、卵が固まる前に、ご飯も一緒に入れて一気に混ぜるといいです。
卵がご飯をコーティングして、パラパラにしてくれます。
あらかじめ、溶き卵にご飯を混ぜてから炒めるレシピもありますね。
お好きな方をチャレンジしてみてください。
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甘酸っぱい鶏肉は我が家の定番料理。
今回はハニーレモン味。レモンは疲労回復にも役立つので、積極的に使っています。
生のレモンはちょっと高いし、長期保存もできないので、瓶でレモン果汁を買っています。
たくさん入って300円程度で売っています。
夜、炭酸水でレモン果汁を割って飲むと何だかビタミンC、クエン酸を沢山摂って、お肌にも、疲労回復にも効果が出ている気分になっています。実際のところはよくわかりませんが。。
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蒸しなすはレンジで簡単に作れるので、タレを変えて楽しんでいます。
ラップに包んで電子レンジで3分加熱し、粗熱をとるだけ。
この方法だと、なすの紫が色鮮やかなままです。食欲をそそります。
なすは汎用性の高い食材で、和洋中何にでも使えるし、年中売っているので毎週のように食べています。
のどかな暮らしのサイトでも沢山なすのレシピを掲載しているので、よかったら覗いてみてください。
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おからの煮物が大好きで、定期的に作っています。
おからは余ったら冷凍保存もできるので、一袋300gのものを買ってきて、1回に150〜200g使っています。
調理時間のほとんどは煮ている時間なので、その間はメイン料理などを作ることができます。
今回は、れんこんを一緒に入れて炊きました。
れんこんのシャキシャキ、独特な食感で美味しいですよね。
2週目火曜日「白菜×クリーム、騙されて食べてみて」
◎鶏肉と白菜のシチュー
◎鮭フライ
◎アボカドと長芋のマヨサラダ
◎いちぢく
白菜とクリームの相性は意外と抜群です。騙されたと思って作ってみてください。
初めて夫に白菜のグラタンを作ったときは、えっ・・・という顔をされました。
「白菜のグラタンって、美味しくなさそう」と心の声が顔に漏れていました。
食べたら驚き!美味しい美味しいと言ってたくさん食べました。
今日は、チーズをのせて焼く時間がないので、シチューにしました。グラタンを作る要領で牛乳を多めにしただけです。
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アボカドと長芋のマヨサラダは、マヨネーズの他に我が家の常備調味料「延命酢」を少しかけています。
オレンジビネガーの自然な甘味がプラスされ、子供でも美味しく食べられます。
2週目水曜日「食わず嫌いはしない方が得する」
◎鰤の照り焼き
◎トマトとアボカドのさらだ
◎根菜のお味噌汁
◎イチヂク
ピーマンの肉詰めは人気の献立ですよね。
でも、フライパンで焼いている間に肉だねが剥がれたり、焼き加減を気にしたりするのが面倒だったので、オーブンに放り込んで放置することにしました。
せっかくオーブンに入れるので、チーズも乗せちゃえ!と言うことで、チーズ焼きにしました。
息子は、今日はハンバーグだ!と喜んでいたところ、何やらハンバーグの下に緑色のものが見え隠れしていると、怪訝な顔をしていました。
何も言わないけど、明らかに顔が引きつっていて、手をつけようとしません。
鰤の照り焼きをおかわりしたいと言うので、ハンバーグ食べたらね、と言うとちゃんと食べ、あれ?意外とイケる!と言う顔をして全部食べました。
もちろん鰤の照り焼きのおかわりもしっかり食べました。
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大人でも、何これ?と思うものや出来事がありますよね。何も知らずに避けたり、怪訝な顔をしたり、顔が引きつったりしていると思います。
でも、ちゃんと理解しないで避けていると、実は損をしていたり、失礼な態度になっていたりするかもしれません。
物事の真価をちゃんと理解しないで、わけもなく嫌うことはやめようと思いました。
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トマトとアボカドのサラダは、我が家恒例の”延命酢”をかけただけです。
延命酢のおかげで酢の物は一瞬でできるので助かっています。
ピーマンの肉詰めはオーブンでほったらかし、サラダは切るだけ、根菜お味噌汁は切ったらぐつぐつするだけ。
ぱぱっとできる平日献立です。
2週目木曜日「ハイは1回でいい」
◎和風ポテトサラダ
◎ほうれん草の胡麻和え
◎湯葉刺し
◎かき玉スープ
◎梅干しご飯
メイン料理はグルグル巻いて衣をつけて揚げ焼きにする、ちょっとだけ面倒ですが、とにかく大満足のミルフィーユかつ。
ふわふわなお肉からとろりチーズが溶け出し、周りはサクサク。
想像するだけで美味しそうでしょ?これ、本当に美味しいんです。
お肉が柔らかくて、ジュワジュワーってなって、食べ過ぎてしまいます。
フライパンに入れてしまえばあとはほとんど放置。その間にほうれん草の胡麻和えをレンジでぱぱっと作ってしまいます。
ポテトサラダは作り置き。いつもとはちょっと変えて、ちくわを投入。少しお醤油を加えて和風ポテサラに仕上げました。
湯葉刺しは袋から出して盛り付けるだけ。
かき玉スープはお湯を沸かして、調味料を入れたら、卵をグルグル溶いて入れるだけ。
メイン料理がちょっと手間な時は、副菜は作り置きか、ぱぱっとできるもので揃えます。
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冷蔵庫の奥の方にあった梅干しの賞味期限が今週末、早く食べなきゃ!
でも、こーゆーときに限って、「梅干しやだー、ご飯に何も乗せないでー!」と言い出す息子。
子育ては、焦ったり、無理やりしたりするとだいたい失敗する。
「ハイハイ」と言って、梅干しはママが2つ食べます。
でも、この「ハイハイ」、ハイは1回でいいのに、ついつい「ハイハイ」と2回言ってしまう。
息子に気持ちがバレバレで、息子まで機嫌が悪くなる。(ミルフィーユカツ食べたら機嫌治ったけど♪)
大人も子供も「ハイ」は1回でいい、改めて思った1日でした。
2週目金曜日「言葉がやる気を引き出す」
◎焼売
◎きゅうりのツナ和え
◎いちぢく
◎2日目のポテサラ
◎梅とわかめのおにぎり
◎具沢山お味噌汁
毎週大豆製品を欠かさず食べるようにしています。
お豆腐、納豆、おから、煮豆など。今日は厚揚げを使いました。
息子は大豆製品がどれも大好きです。厚揚げも美味しい美味しいと言っておわかりしました。
健康的な食事を好きになってくれてとても嬉しいです。
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「保育園の給食美味しかった?」と聞くと「うん、美味しいけど、ママのご飯の方が美味しい」と言ってくれました。泣けるほど嬉しいです。
毎日張り切ってご飯作ります。単純なママです。
10月3週目
3週目月曜日「たまには外食」
◎休みだったので、家族みんなでピザを食べに行きました。
お家で作るピザも好きだけど、やっぱり本格的な石窯で焼くピザは最高!
3週目火曜日「違いを知ることが大事」
◎あさりご飯
◎もやしとわかめの卵スープ
◎ひじきと豆の煮物
◎大学芋
◎ぶどう
◎トマト
えのきのシャキシャキコリコリをたまに食べたくなります。
昔はえのきがあまり好きじゃなかったけど、最近はえのきの良さがやっとわかってきた気がします。
今日は旨味たっぷりの豚バラスライスで巻き巻きして香ばしく焼いて、さらにそれをおろしポン酢で食べちゃいます。
最高の組み合わせです。
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子育てをしていると、本やネット、行政の案内などで、「鉄分やカルシウム」をしっかり取るように書かれているのをよく目にします。
そこで、今日は鉄分が多く含まれるあさりを炊き込みご飯にしました。
その他我が家で、これは鉄分多め!と思って食べている食材は、小松菜、ほうれん草、納豆、ひじきです。
レバーに鉄分が多く含まれているので、レバーを食べればいいのですが、牛乳に漬けて臭みを抜いたり、血を取ったりと下処理が面倒なので、あまり食べていません。
ひじきは鉄分と思っていますが注意が必要です。製法の違いにより、鉄含有量が異なるので!
かつて、鉄分豊富=ひじきでしたが、最近は様々な製法で作られるようになり、鉄釜が使用されていないひじきもあります。
ステンレス釜で加工されたひじきに含まれる鉄分は、100gあたり6.2mg。一方、鉄釜で加工されたひじきは58.2mgです。
「鉄釜!」と大きくパッケージに書いてある商品もあります。書いていない商品は裏面の栄養成分標示を確認して、鉄の数値が高いものを買うようにしています。
息子がひじきの煮物が大好物でよく食べるので、せっかくだから鉄分の多いひじきを使おうと心がけています。
鉄分の少ないひじきでも、食物繊維やカルシウムが豊富なので健康にいい食材であることは間違いありません。
同じようなものでも実は中身が違うというのはよくあることですが、何かを買う時はそのことをしっかり理解して、納得のいくものを買いたいですね。
3週目水曜日「挑戦する気持ちを忘れない」
◎里芋のそぼろ煮
◎もやしとカニカマの中華サラダ
◎ひじきの煮物(作り置き)
◎納豆ご飯
◎ほうれん草のお味噌汁
◎シャインマスカット
鮭は小さな子供でも食べやすい魚で、毎週のように食べています。
いつも同じような味付けになりがちなので、今日は洋風にしました。
フライパンでささっと作る鮭のトマト煮です。すでに濃縮されているトマトペーストを使うことで、煮込む時間を大幅に短縮できます。
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我が家でトマトペーストを最初に買ってきたのは夫です。最初は、なにこれ?と内心疑いの目でした。
どんな料理もトマト缶使った方が美味しいに決まっていると思い込んでいました。
ところがこのトマトペースト、まろやかなトマトの味が美味しく、意外と色々なものに使え、使い切りサイズの小分けになっているというとても優秀なものでした。
今や我が家の常備調味料です。
クリームパスタにトマトを入れてトマトクリームパスタにしたい時や、時短でトマトソースを作りたい時、スープにトマトのまろやかな味を加えたい時、ささっとトマト煮込みを作りたい時、など登場シーンは様々です。
今は離乳食も作っているので、湯むきする手間がないトマトペーストは離乳食作りを楽にしてくれます。
我が家で、だいたい新しいものに挑戦するのは夫です。
成功する時もあれば、失敗する時もあります。成功や失敗はどっちだっていいんです。挑戦する気持ちを忘れないことが重要。
3週目木曜日「要望に応える嬉しさ」
◎回鍋肉
◎がんもと小松菜の煮物
◎さつまいもときのこの炊き込みご飯
◎わかめのかき玉スープ
◎ぶどう
◎冷奴
◎トマト
来週のご飯何がいい?と夫に尋ねると、回鍋肉と返ってきたので、今日はリクエストに答えました。
確かに定期的に食べたくなる回鍋肉。濃厚な甘辛の味がクセになります。
今日は賞味期限が切れそうだった甜麺醤を思いっきり入れて少し濃いめの味にしました。
うんうん、と言って美味しそうに食べてくれたのでよかったです。
誰かの要望に答えて喜んでもらえるというのは、純粋に嬉しいですね。
やってあげていると思うとしんどくなりますが、時には献立だけじゃなく、生活の中で要望に答えて家族の満足度を上げていきたいと思いました。
3週目金曜日「美肌は食から」
またリクエストがあったタンドリーポーク。
何食べたい?って聞くと、すぐに出てくるタンドリーポーク。
そんなに気に入ったの?と疑いたくなるほど気に入ってくれたレシピ。
お肉をヨーグルトの入ったカレーソースに漬け込んで焼くだけ。
実はとても簡単。お肉がしっとり仕上がって、煮込む必要がないからカレーより楽。
また来月も食べちゃうかも!!
ちなみに大人はGABANの手作りカレー粉セット、息子はカレーの王子様の顆粒を使っています。
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にんじんスープはシンプルな材料であまーいスープになるので、家族みんな大好きなスープです。
ほとんどほったらかしてできるのも良いところ❤︎
にんじんにはβ-カロテンは美肌に良いって聞くから、私は意識してにんじんをとるようにしています。
一人暮らしをしていた頃は、ジューサーを買って、にんじん+グレープフルーツのフレッシュジュースをよく飲んでいました。
今はもう面倒なので、飲んでいません・・・。その代わり、献立ににんじんをたくさん使うようにしています。
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じゃがいもはホクホクのポテトサラダだけじゃない!シャキシャキも美味しいんです!
千切りにしてさっと茹でるだけの簡単で美味しいサラダです。
息子が最初はポテトサラダだということに気づかず食わず嫌いをしていましたが、ポテサラだよ!ツナまで入ってるよ!と教えると、もちろんおかわりまでしました。
シャキシャキのポテサラおすすめです。
今日は余っていたカニカマも入れました。
月4週目
4週目月曜日「時短丼最強」
この日の献立
◎わかめのかき玉スープ
◎いちぢく
丼物は、子供が野菜もご飯もよく食べるので、たまに作ります。
我が家の息子は、よく食べる方なので、毎日ご飯に何かかける必要はなく、白いご飯でも食べてくれます。助かっています。
白いご飯をなかなか食べてくれないお子さんがいる家庭は、苦労しますよね。
インスタで、今日のご飯は何味にしよう・・・と悩んでいる方をよく目にします。
是非このオイスターソース 丼を試して欲しいです。
レンジで作れるので、あっという間です。
大人用は、少しラー油や豆板醤をかけると、より美味しいです。
我が家は、常備調味料の一つ「桃屋 しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」を好きなだけかけて食べました。
何にでも合うので夫婦ともに好きな辣油です。
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サバ缶の竜田揚げは、その名の通りサバ缶を使います。
だから骨まで食べられるので、楽チンです。
火を通す必要がなく、表面がカリッとして中が温まればOK。時短にもってこいです。
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れんこんはシャキシャキした食感が好きです。
中華風の味にしてさっぱりいただきました。
4週目火曜日「新しい器で新しい気持ち」
◎金時豆の煮物
◎納豆ご飯
◎なめこのお味噌汁
◎ぶどう
こってり甘辛な鶏肉にタルタルソース。たまに食べたくなるチキン南蛮。
家族も大満足のおかずです。
多めに作って残っても朝ごはんのパンにもよく合う。
つまみ食いで2個は食べてしまいます。
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チキン南蛮を盛り付けているお皿。有田焼です。最近新しく買ったお皿です。
美しい形と色、強度、電子レンジも食洗機もOKな使い勝手の良さがお気に入りのポイント。
「1616 / arita Japan」がパレスホテル東京のために作った器だそうです。
「有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みています。」と。
器を増やしすぎないよう、気をつけていますが、このような素晴らしい器を目にするとついつい買ってしまいます。
器は料理をよく見せてくれ、食べる楽しみを与えてくれるものだから、拘って揃えたいです。
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ベビーホタテは、出汁が出るので炒め物に入れると勝手に美味しく仕上がるので好きです。
毎週は食べないけど、たまに食べたくなる食材。
三つ葉も、癖のある味がとっても好きです。
ガリバタ醤油というこってり味に仕上げて楽しみました。
4週目水曜日「男/女/お兄ちゃんは理由にしない」
◎オムハヤシ(ハヤシライスはルーを使わない簡単ハヤシライス)
◎なすのガーリックバルサミコ酢炒め
◎グリーンサラダ
ハヤシライスは作り置き&冷凍保存ができるので優秀な献立です。
我が家のハヤシライスは、市販のルーを使わず、トマト缶と調味料でコトコト煮込むタイプです。
調味料はシンプルで、ケチャップ、ソース、ブイヨン(コンソメでもOK)、トマト缶、塩です。あれば赤ワインも使います。
炒めて煮込むだけなので簡単です。
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今日はちょっとだけ豪華にオムハヤシにしました。
息子が3歳になったので、少しとろっとした卵もOKかな?と思い、よく焼き卵を卒業して今日はほんのりトロッと卵にしました。
毎日どんどん成長して、弟も生まれて、お兄さんになってきました。
でも、まだまだ甘えん坊の時期。「お兄ちゃんなんだから」という言葉は絶対に使わないようにしています。
お兄ちゃんになりたくてなったわけじゃないし、男なんだから、女なんだから、お兄ちゃんなんだからという言葉が個人的にあまり好きじゃないので。
誰かの勝手な固定観念で何かを決めつけられるのは窮屈ですよね。
でも食べ物は年齢と共に食べられるものが増えてくるのは間違い無いので、お兄ちゃんになったから今日は豪華にオムハヤシ❤︎
4週目木曜日「原点回帰して自分を見つめ直す」
◎鶏チャーシュー
◎サバみりん
◎アボカドとカニカマの海苔巻き
しっとり美味しい鶏チャーシュー。研究中です。胸肉で作りました。
ご飯は余っている海苔を使いたくて、海苔巻きにしました。ご飯はキンパ風に塩とごま油といりごまを混ぜただけ。酢飯じゃないよ。
中身はアボカド、カニカマ、卵、かいわれ。息子はかいわれ抜き。
たまに海苔巻きを作ると、お寿司だーと言って喜んでもらえます。
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雲南豆腐スープは「のどかな暮らし」の中でも人気のレシピ。
濃厚なねりごま 風味のスープ。えのきと絹豆腐を炒めて、調味料を入れて温めるだけ。
調味料は、ねりごま 、みそ、醤油など。お好みでラー油をかけて食べると美味しいです。
体にいいお豆腐をたくさん食べられるのでおすすめです。
サイトを始めた最初の頃に作ったレシピです。今でも本当にこのレシピでいいのか、定期的に作って原点回帰しています。
レシピと共に、時短で美味しいものを届けられているか、自分をしっかり見つめ直す1日です。
4週目金曜日「物の見え方は人によって違う」
◎かぼちゃとひき肉のカレーグラタン
◎サーモンのオーブン焼き
先日、ひき肉を入れ忘れたかぼちゃグラタンを作ったので、今日はしっかりひき肉を入れ、ついでにカレー風味にしました。
カレーなの?グラタンなの?となども息子に聞かれ、グラタンだよと答え続けていましたが、彼にとってはカレーだったようです。
同じ物でも人によって見え方や感じ方が違うのは当たり前のことだけど、ついつい忘れてしまいがち。
自分の価値観だけを押し付けるのはやめよう。相手の価値観や見え方も尊重しようと思った月末でした。
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サーモンはコストコで買いました。
コストコのサーモンは他のお魚より少し高いですが、こんな厚切りのサーモンどこのスーパーにも売っていないし、ふわふわで最高に美味しいので、いつも買ってしまいます。
たくさん入っているので、食べ切れない分は冷凍保存。
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きのこのポタージュはきのこの素朴な味とミルクの相性が最高で、みんなグビグビ飲んでしまうスープです。
きのこが安い時に作り置きして、小分けにして冷凍保存しています。
メイン料理に少し手間がかかる時などに、温めるだけで1品出来上がるので、冷凍スープはおすすめです。
今月も秋の味覚を十分に堪能した月でした。
さぁ、来月も楽しみです。