調理時間:25分
パプリカをトースターで焼いて、皮を剥き、ミキサーでペースト状にしたソース。
驚くほど美味しいです。クセになる美味しさです。
パプリカは、加熱すると甘味が増します。
あまーいパプリカに生クリームとチーズの濃厚さがたまらなくマッチして美味しいです。
お好みで焼いたベーコンやえび、ホタテなどをトッピングして食べても美味しいです。手軽にしたい場合は生ハムがおすすめ!
パプリカをトースターで焼く時間が15分かかるので、トータルの調理時間が25分と少し長めですが、トースターで焼いている間はほとんど放置です。
トースターとミキサーがあれば簡単にできるので、ぜひお試しください。
材料
(2人分) | 補足 | |
パスタ | 160〜200g | 1 |
塩(茹でる用) | 10g | 2 |
水(茹でる用) | 1L | |
パプリカ | 2個 | 3 |
生クリーム | 200ml | 4 |
バター | 15g | |
塩 | 少々 | |
粉チーズ | 大さじ2 | 5 |
材料の補足
- パスタは1人前80〜100gです。我が家は具がたっぷりのパスタや他におかずがある場合は80gで作っています。1人前を簡単に計るパスタメジャーがあると便利です。ペットボトルの蓋で100gを計ることもできます。
- パスタを茹でる時は、茹でるお湯の量に対して1%の塩を入れます。
- パプリカは何色でもOK。今回は赤を使いました。
- 生クリームは動物性脂肪を使用します。乳脂肪分は35%を使用しました。
- 粉チーズは、スーパーで売っている筒に入っているクラフトなどの一般的なものでOKです。でも!パルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノチーズを塊で買ってきて、食べるときに削るとさらに風味が豊かになり美味しいです。もし見かけたら買ってみてください。今回はペコリーノチーズを使いました。
- 今回、パプリカだけをソースに使い、具を入れていないシンプルなパスタにしました。焼いたベーコンやえび、ホタテ、そのまま食べられる生ハムなどを加えても美味しいです。
作り方
パプリカは洗って水気を拭き取り、トースターで15分焼く。(温度調節できる場合は200度にセット)
焼けていない部分を上にするように、時折動かす。
ある程度黒くなって、皮がシワシワになったらOK。真っ黒にする必要はない。
仮に真っ黒になってしまったとしても、中は焦げていないので問題ない。
焼いたパプリカは粗熱が取れるまで置いておくか、時間がなければ冷水にさらして冷ます。
皮を剥き、ヘタと種をとる。
ミキサーに適当に割いて入れる。滑らかになるまでミキサーを回す。
水1.0lを沸かし、塩 10gを入れてパスタを茹でる。
フライパンにバター15gを中火で熱し、滑らかにしたパプリカを加えて温める。
生クリーム200mlを入れ、さらに温める。
ソースは煮詰めすぎないよう注意する。今回は生クリームが温まればOK。
チーズを削り、温まったソースの中に加え溶かす。
茹で上がったパスタの水気を切り、ソースと絡める。
味を見て塩で整える。
チーズの種類によっては、塩気が多いものもあるため、追加の塩が必要ない場合がある。
そのため、チーズを入れて、パスタを絡めたら、一度味見をしてから、塩の量を決める。
器に盛って、イタリアンパセリなどの緑を添えたら完成。(もちろん緑はなくてもOK)
補足のまとめ
補足1 茹でるお湯に1%の塩は必須
パスタを茹でる時は、しっかりパスタにした味をつけることが、美味しいパスタに仕上げるコツです。
そのために、茹でる際、水の1%の塩を入れます。
塩の種類にもよりますが、我が家の場合は、10gは大体大さじ2/3です。
毎回計りを出して塩の重さを図るのは面倒なので、一度10gが大さじでどのくらいか計って、目分量で入れられる様にしておくと便利です。
この塩の量が美味しいパスタを作る第一歩です。
補足2 お好みのパスタを使ってOK
パスタの種類によって茹で時間が異なります。
我が家は時短のために茹で時間の短いパスタを購入しています。
例えば、ディ・チェコ No.10フェデリーニ、バリラ スパゲッティ No.3を使っています。1.4mmの麺です。ガロファロの1.5mmもお勧めです。
茹で時間は5〜6分です。
麺が細ければ細いほど茹で時間は短いですが、麺の太さによって食べたときの食感が異なります。
1mmより細いカッペリーニは通常の温かいパスタには不向きですが、1.4mmのパスタであれば、様々なソースと相性がいいです。
どの太さの麺が好みか一度食べ比べして見てください。
補足3 理想はソースが出来上がるタイミングでパスタが茹で上がる
パスタは時間管理がとても大事です。
ソースが出来上がるタイミングでパスタが茹で上がるように、パスタを茹で始めるタイミングを調整します。
パスタは茹で上がっているのに、ソースがまだできていないという状況には絶対にしないでください。
パスタがのびて固まってきてしまいます。
慣れるまでは、ソースを先に作って、もう少しで出来そうだと思ったら、パスタを茹で始めてください。
慣れてきたら、どのタイミングでパスタを茹でればいいか検討がついてきます。
今回はフライパンを使う前にパスタを茹でます。
パスタのソースはフライパンに投入してからは比較的短時間でできるレシピです。そのため、このタイミングで茹でれば、パスタが先に茹で上がる心配はあまりありません。
献立のご参考
この日の献立
◎パプリカのクリームパスタ
◎鶏肉とズッキーニのオーブン焼き
パスタと鶏肉というシンプルな組み合わせです。
鶏肉はオーブンに入れるだけのお手軽レシピです。(似たようなレシピはこちら→鶏肉とアスパラのオーブン焼き)
我が家はパスタを毎週食べるほどパスタ好きです。
夫が在宅勤務の場合、ランチは90%パスタです。
美味しいものが大好きな夫婦ですが、食の好みまで似ていて、毎日パスタでもOKという二人。
でも息子が生まれて、毎日パスタというわけにはいかないので、息子と食べる食事はいろいろなものを作るようにしています。
息子が保育園に行っている&在宅勤務の場合、大人だけで好きなものを食べられるので、夫が新作のパスタを次々と作ってくれます。
パスタは早いレシピだと10分~〜15分で完成するし、他におかずを必要としないので、時短献立としておすすめです。
週末のランチは、パスタにすることが多いので、お陰で息子もパスタ好きになりました。
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夫と真剣に美味しいパスタを追求するようになるまで、我が家もThe家庭料理のパスタ!というものでした。
塩味が中心でなんだか味が決まらない、風味がない、パサついている、具が少ない・・・。
でも、工程とコツと食材を理解すれば、家庭でもまるでお店の味!と感動するパスタを作ることができます。
ぜひ家庭でも美味しいパスタを食べて欲しいと思い、このサイトでも詳しく工程とポイントを載せています。
よかったら他のレシピも覗いてみてください。