調理時間:15分
濃厚なトマトクリームのパスタ。具には相性の良いえびとマッシュルームを。
難しそうに見えてとても簡単なレシピです。ポイントは2つ。①えびを焼き過ぎないこと、②生クリームを煮詰めすぎないこと。
家庭でも本格的なクリームパスタを楽しんでください。
パスタは手順がシンプルかつ、時短で作れる最強献立だと思っているので、我が家では頻繁に献立に組み入れています。あとはサラダかスープがあれば献立としては十分。
材料
(2人分) | 補足 | |
パスタ | 160〜200g | 1 |
塩(茹でる用) | 15g | 2 |
水(茹でる用) | 1.5L | |
えび | 20尾 | 3 |
マッシュルーム | 1パック | 4 |
バター | 10g | 5 |
オリーブオイル | 10g | |
塩 | 適量 | |
白ワイン | 大さじ2 | 6 |
生クリーム | 200ml | 7 |
トマトペースト | 大さじ1 | 8 |
粉チーズ | お好みで |
材料の補足
- パスタは1人前80〜100gです。我が家は具がたっぷりのパスタや他におかずがある場合は80gで作っています。1人前を簡単に計るパスタメジャーがあると便利です。ペットボトルの蓋で100gを計ることもできます。
- パスタを茹でる時は、茹でるお湯の量に対して1%の塩を入れます。
- えびは、今回小海老を使ったので20尾入れました。ブラックタイガーなどの大きめのえびを入れる時は、20尾より少なくてOK。基本的には、好きなだけ入れてください。
- マッシュルームは生のものを使用しました。ホワイト、ブラウンどちらでもOK。パウチや缶で売られているスライスされたものでもOK。違った味が楽しめます。また、マッシュルームの他に、しめじなど他のきのこを入れてもOKです。
- バターは有塩、無塩どちらでもOK。
- 白ワインはなくでも良いですが、あった方が味に深みが出ます。料理用の安いものでOK。白ワインは、パスタや洋風のお肉を焼く時などに使うので、1本あると便利です。安いものだと300〜400円程度で売られています。
- 生クリームは通常200mlのパックで売られているので、今回使い切るレシピにしてあります。生クリーム200mlで3人前は作れます。4人前の場合は、ソースとしてちょっと足りないかな〜〜〜〜と言う感じです。作れなくはないです。気になる場合は、50ml程度牛乳を足すか、茹で汁を足してください。生クリームのもったり感は少なくなりますが。もちろん4人前で生クリーム2つ使って作ってもOK。
- トマトペーストは、トマトソースでもOKです。でも、大さじ1のトマトソースを準備するのは結構大変なので(余ったトマトソースどうするの?となります)、今回カゴメ の裏ごしトマト6倍濃縮を1袋使いました。スーパーのトマトソースやケチャップ売り場に置いてあります。1箱160〜180円程度です。パスタやスープ、ソース、煮込み料理など、トマトの優しい味が欲しい時に大活躍します。我が家では常備調味料の一つです。カルディでは、イタリア産のチューブに入ったトマトペーストが売られています。
作り方
えびは背腸を取っておく。
マッシュルームは、拭いて汚れを取り、1センチのスライスにする。
フライパンにバター 10g、オリーブオイル 10gを中火で熱し、えびとマッシュルームを炒める。
えびが赤くなってきたら、白ワイン 大さじ2を加えて熱し、アルコールを飛ばす。
えびは火が通ったら、一旦取り出しておく。焼きすぎると固くなるので注意。
1.5Lのお湯に15gの塩を入れ、パスタを茹でる。(補足1、2、3)
パスタ投入後、1分程度経過したら、パスタをほぐす。そのあとは、お湯がポコポコとする程度の火加減にし、放置でOK。(補足4)
マッシュルームを炒めたフライパンに、生クリーム 200mlを入れて、2/3程度の量になるまで煮詰める。(補足5)
煮詰まってくると、ヘラで混ぜたときに、ソースがもったりとしてフライパンの底がよく見える様になる。
トマトペースト 大さじ1を入れて温める。煮詰める必要はない。
茹で上がったパスタの水気を切り、フライパンに入れ、えびも戻し入れてよく混ぜる。
味を見て塩で整える。
お皿に持って、お好みで粉チーズをかけて完成。
補足
1. パスタを茹でる時は、しっかりパスタに下味をつけることが、美味しいパスタに仕上げるコツです。
そのために、茹でる際、水の1%の塩を入れます。
塩の種類にもよりますが、我が家の場合は、15gは大体大さじ1強です。
毎回計りを出して塩の重さを図るのは面倒なので、お家のお塩の15gが大さじでどのくらいか一度計って、目分量で入れられる様にしておくと便利です。
この塩の量が美味しいパスタを作る第一歩です。
2.パスタの種類によって茹で時間が異なります。
我が家は時短のために茹で時間の短いパスタを購入しています。
例えば、ディ・チェコ No.10フェデリーニ、バリラ スパゲッティ No.3を使っています。1.4mmの麺です。
茹で時間は5〜6分です。
麺が細ければ細いほど茹で時間は短いですが、麺の太さによって食べたときの食感が異なります。
1mmより細いカッペリーニは通常の温かいパスタには不向きですが、1.4mmのパスタであれば、1.6mm、1.8mmと差を感じません。
どの太さの麺が好みか一度食べ比べして見てください。
3.パスタは時間管理がとても大事です。
ソースが出来上がるタイミングでパスタが茹で上がるように、パスタを茹で始めるタイミングを調整します。
パスタは茹で上がっているのに、ソースがまだできていないという状況には絶対にしないでください。
パスタがのびて固まってきてしまいます。
慣れるまでは、ソースを先に作って、もう少しで出来そうだと思ったら、パスタを茹で始めてください。
ソースは温め直すことができるので、先にできても大丈夫です。
慣れてきたら、どのタイミングでパスタを茹でればいいか検討がついてきます。
今回のパスタのソースは比較的短時間でできるレシピです。生クリームを煮詰める前にパスタを茹で始める工程にしています。
4.パスタは最初の方に一度ほぐせば、何度も何度もかき混ぜる必要はありません。
あまりかき混ぜすぎると、パスタがちぎれたり、しっかり茹で上がらないので、最初にほぐしたら放置してOKです。
5. 煮詰めすぎると、ソースが少なくなってしまうので、慣れないうちは2/3まで煮詰めなくてもOK。